花魁道中は、美しく着飾った太夫(花魁)が。三枚歯の高下駄で内八文字を踏みながら大勢の取り巻きを引き連れて、花魁専用の道具・用具を運びながらゆっくり進む行列です。
花魁の衣装は、鬘(かつら)・簪(かんざし)・帯・着物を合わせて重さ30キロほどになります。
行列は7名から12名ほどで組まれていたと云われています。
静岡まつりでは、提灯持ち・禿(かむろ、花魁の見習い稚児)2名。振袖新造・花魁・肩貸し・傘持ちの7名により絢爛豪華な花魁道中が、駿府城下町をゆる~りゆる~りと練り歩きます。
道中の先導は、静岡木遣保存会東嘉会と新門木遣保存会北辰会が花を添えてくれています。