静岡まつり情報

第69回静岡まつり御台所(みだいどころ)・上臈(じょうろう)役決定

2025年2月9日(日)に、静岡市駿河区のGRANSHIP 静岡県コンベンションアーツセンターにおいて、第69回静岡まつりの御台所(みだいどころ)・上臈(じょうろう)役オーディションの最終審査が行われ、御台所役1名、上臈役2名が決定いたしました。

第69回静岡まつり御台所・上臈役

写真(左から)清水 美紀さん(上臈)・藤田 凌采さん(御台所)・清水 まなさん(上臈)

【御台所(みだいどころ)役】

藤田 凌采(ふじた しのあ)さん

「私は多くの大奥のドラマが大好きで、その世界観に憧れがあります。歴史をもっと詳しく知りたいと思い調べていた際に、静岡まつりの参加募集を見つけました。まつりをさらに盛り上げる一員として貢献したいと思い、ぜひ参加したいと応募しました。訪れるお客様には、ぜひお祭りの雰囲気を存分に楽しんでいただきたいと思っています。」

【上臈(じょうろう)役】二名

清水 美紀(しみず みき)さん

「小学生の頃、夜に出かけられる唯一の行事が静岡まつりでした。授業で踊った夜桜乱舞やちゃっきり節、音楽隊の演奏が楽しみで、私自身もマーチングバンドとして3回参加しました。家康公が駿府城に隠居する際、数多くの側室の中から連れてきたのは阿茶局。争いの絶えない時代、心を許せた女性とはどんな人だったのか。そして、家臣たちと迎える春はどんな景色に映ったのか。静岡まつりを通じて、訪れる皆さんに天下泰平の喜びを届けるお手伝いができたら嬉しいです!」

清水 まな(しみずまな)さん

「私は、地元・静岡をさらに盛り上げたいという思いで、「Orange Leaf」のメンバーとして活動しています。活動を通じて、静岡の人の温かさや町の素晴らしい魅力を改めて実感しました。自分の笑顔や行動を通じて、周りの皆さんに喜んでいただけることに大きなやりがいを感じています。今回、大御所花見行列に参加させていただくことで、さらに多くの方に笑顔を届け、静岡の魅力が詰まったお祭りを盛り上げる一助となれたら嬉しいです。」

御台所(みだいどころ)は、大臣・将軍家など貴人の妻に対して用いられた呼称です。

上臈(じょうろう)は、江戸時代の大奥女中の役職名で、将軍や御台所への謁見が許される女中であり、大奥における最高位とされています。主に御台所の相談役で、御台所の輿入れに伴って奥入りしたと考えられています。

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