始まり

春の駿府に生まれた、市民のまつり

静岡まつりは、静岡浅間神社の例大祭「廿日会祭」に呼応する形で、昭和32年(1957年)に始まりました。

徳川家康公ゆかりの駿府を舞台に、「大御所花見行列」を中心とした春のまつりとして歩みを始め、時代とともに多くの市民が参加する現在の静岡まつりへとつながっています。

祭礼

静岡の春を告げる「廿日会祭」とともに

静岡浅間神社の例大祭「廿日会祭」は、古くから駿府の春を彩ってきた祭礼です。

静岡まつりは、この廿日会祭に呼応する形で始まり、同じ春の駿府を舞台に、市民のまつりとして歩みを重ねてきました。

長い歴史を受け継ぐ祭礼と、新しく生まれた市民のまつり。それぞれの歩みを重ねながら、春の静岡ににぎわいをもたらしています。

故事

大御所家康公の花見を、春の時代絵巻に

慶長12年(1607年)、駿府に居城を移した徳川家康公は、その後、大名や旗本らを伴って浅間神社へ花見に出かけたと伝えられています。

『東照大権現仮名縁起』には、供の人々が華やかに装い、花見へ向かう様子が記されています。また、『駿府政事録』にも、花の下で花見を楽しみ、能楽を催したことが記録されています。

静岡まつりの「大御所花見行列」は、こうした故事になぞらえ、当時の華やかな花見の情景を現代の駿府に描き出す催しです。

歩み

「見る」まつりから、ともにつくるまつりへ

静岡まつりは、時代とともにその姿を変えながら、市民とともに歩んできました。

第40回より、見ることを中心としたまつりから、市民が自ら参加して楽しむまつりへと大きく展開していきます。「夜桜乱舞」や「駿府登城行列」など、多くの人がまつりの中に加わる催しも生まれました。

見る人、参加する人、支える人。それぞれの力が重なり合い、現在の静岡まつりへと受け継がれています。