静岡まつり情報

第68回静岡まつり御台所(みだいどころ)・上臈(じょうろう)役決定

2024年2月12日に、静岡市駿河区のGRANSHIP 静岡県コンベンションアーツセンターにおいて、第68回静岡まつりの御台所(みだいどころ)・上臈(じょうろう)役オーディションの最終審査が行われ、御台所役1名、上臈役2名が決定いたしました。

第68回静岡まつり御台所・上臈役

写真(左から)青木 安奈さん(上臈)・古川 怜さん(御台所)・笠井 ことねさん(上臈)

【御台所(みだいどころ)役】

古川 怜(ふるかわ れい)さん

「私は小学生の頃、駿河小町として、大御所花見行列に参加しました。その際に、御台所のお姉さんを見て、 私も大きくなったらあのお姉さんみたいになりたいと、憧れを抱きました。そして10年が経ち、今は大学生です。進学先は東京の大学ですが、静岡を離れたくなかったため、新幹線通学を選びました。静岡にいること、そしてあの時の夢を叶えるため、参加することを決めました。大学でチアを行っているため、笑顔には自信があります。よろしくお願いいたします。」

【上臈(じょうろう)役】二名

笠井 ことね(かさい ことね)

笠井 ことね(かさい ことね)さん

「胸が痛む 出来事とともに迎えた2024年だからこそ 桜咲く 静岡まつりの御台所・上臈役として、地元静岡に静岡まつりに そして何よりも 足を止めていただいた方の心に『彩りを添える』そんな一翼を担いたいと思っております。」

青木 安奈(あおき あんな)さん

「第64回のオーディションの際は、最終公開オーディションの候補者としてチャンスを頂いたものの、悔しい思いをしました。あれから4年が経ち、いつか必ず御台所・上臈役に選ばれ、静岡まつりを楽しむことのできる日を待ち望んで過ごしてきました。この春、東京での生活に区切りをつけ、静岡に帰ってくることにしました。地元 静岡での暮らしの再出発の第一歩として、この4年間の思いと、長年の夢を果たすため、責任を持ち、精一杯努めさせていただきます。よろしくお願いいたします。」

御台所(みだいどころ)は、大臣・将軍家など貴人の妻に対して用いられた呼称です。

上臈(じょうろう)は、江戸時代の大奥女中の役職名で、将軍や御台所への謁見が許される女中であり、大奥における最高位とされています。主に御台所の相談役で、御台所の輿入れに伴って奥入りしたと考えられています。

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