静岡まつり情報 第69回静岡まつり花魁道中 花魁・振袖新造役最終審査 2025.1.26 2025年1月26日(日)に、静岡市役所の17階において、第69回「静岡まつり」で行われる花魁道中の花魁・振袖新造役オーディションの最終審査が行われ、花魁役1名、振袖新造役1名が決定いたしました。 選出されたお二人には、第69回静岡まつりにおいて、4月5日(土)・4月6日(日)の2日間、駿府城会場において行われる花魁道中に出演していただきます。 花魁 花魁役:佐藤麻未さん(静岡市葵区) 振袖新造 振袖新造役:安間早希さん(静岡市清水区) 花魁・振袖新造の選考過程 この選考過程では、まず一次審査(書類審査)が実施され、その結果6名が最終審査へと進むことが決定しました。花魁や振袖新造は単なる美しさの象徴ではなく、歴史と文化を背負い、伝統を体現する重要な役割を担っています。そのため、審査基準にも以下のような独特の基準が求められます。 1. 容姿 花魁や振袖新造としての風格を備え、全体の調和美が求められます。単なる美貌ではなく、和装や伝統的な化粧との一体感が評価されます。 2. 化粧映え 江戸時代の華やかな化粧文化を忠実に再現できる顔立ちや表情が重視されます。これには、紅や白粉などの伝統的な化粧が映える特徴が含まれます。 3. 衣装との相性 花魁や振袖新造が着用する衣装は、豪華絢爛で非常に重厚なものが多く、特に花魁の衣装は総重量が30キロ近くにも及びます。このため、衣装を着こなす体力や相性が重要となります。 4. 体力と耐久力 花魁道中で履く高下駄をはじめ、長時間の着物着用や練り歩き(20~30分)に耐えうる体力が求められます。花魁道中では、緩やかで優雅な色香だけではなく、洗練された所作が要求されます。さらに、高さ30cm近くもある黒塗りの大きな三枚歯下駄を履き、八文字を描くように歩くため、行列に耐えうる体力と耐久力も重要となります。 花魁・振袖新造役最終審査の様子 Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 静岡まつり情報 第69回静岡まつり大御所役決定 前の記事